新成人に送りたい文房具

来週の月曜日は「成人の日」ですね。
大学生でまだモラトリアムを満喫している人も、すでに社会に出て働いている人も一つの区切りとして、大事にしていただきたいです。

せっかく新成人になったのであれば、その記念にぜひ良い筆記具の一つでも購入してその一本を末長く使っていただきたいです。
意外と目上の人って話題にこそしませんが、どんな筆記具を使っているか見ているものです。
社会人として恥ずかしくない筆記具を使って欲しいです。

例え背伸びして購入したとしても、その筆記具を使うに相応しい人になろう。など姿勢が変わってきます。

ということで、現在の社会人の主たる筆記具であるボールペンで、僕がオススメする物を紹介します。

国産メーカー

国産メーカーはデザインがイマイチなものが多いのですが、新成人の若い人が使うのを躊躇してしまいそうなものが多いです。

今回紹介するのは、若者も使いやすい・所有してワクワクするであろう物をピックアップしました。

国産ボールペンは総じて、書き味はめちゃくちゃ良いです。
ただデザイン性がちょっと大人しいというか、無難なものが多いです。

PILOT TIMELINE PAST

PILOT TIMELINE サイト
http://www.timeline-design.jp/

岐阜県大垣市にある川崎文具店さんでは、購入された方の多くが栄転・昇格されることから、「出世するペン」と言われています。

このボールペンは、グリップの部分が2段回の繰り出し方式になっています。

1段階目では口金が出てくるだけでまだチップは出ていません。2段回目でやっと筆記できる状態になります。

TIMELINE には「PAST」以外にも、「ETERNAL」「FUTURE」「PRESENT」がありますが、オススメするのは断然「PAST」です。
「PAST」はグリップ部分が樹脂含浸カバ材でできており、長く使い続けることで経年変化を楽しむことができます。

替え芯(BRFN-30EF)は独自規格ではありますが、インキはPILOTの低粘度油性の「アクロインキ」が採用されています。
仕事でも使いやすいように、ボール径は極細の0.5mm / 細字の0.7mm / 中字の1.0mmがあり、インク色は黒・赤・青の3色です。

サクラクレパス Craft Lab シリーズ

サクラクレパス Craft Lab サイト
https://craft.lab.craypas.com/index.html

サクラクレパスが大人向けに開発したボールペンです。

現在までに、「001」「002」「003」「004」と4つのデザインがあります。
オススメは単色ボールペンが好みならば「001」、多色ペンならば「004」です。

どれも真鍮がグリップの部分に使われており、経年変化が楽しめます。

インクはゲルインキが採用されており、さらさらとした滑らかな書き味です。

「004」の替え芯は、多色ペンで多く使われている「4C規格」というサイズになっていますので、もしお気に入りのインクが「4C規格」で発売されていれば入れ替えることもできます。
僕のオススメは、サクラクレパスがCraft Lab 004の発売に合わせて発売した「ブルーブラック」「クリムゾンレッド」です。
これらの色は通常の黒・赤とは異なり、ちょっと落ち着いたシックな感じです。

海外メーカー

正直、海外メーカーはデザインは素晴らしいのですが、肝心の書き味はというと国産メーカーに軍配が上がります。
書き味を改善するために一番手っ取り早い方法が、国産の芯に変更することです。

入手しやすく互換性のある替え芯は、三菱鉛筆さんのジェットストリームのG2規格(通称、パーカー芯)である「SXR-600」です。
この替え芯は、多くの海外メーカのボールペンで使えます。

CARAN d’ACHE ECRIDOR

CARAN d’ACHE サイト
https://www.carandache.com/jp/ja/

海外メーカーの中で僕が推しているのが、CARAN d’ACHEのECRIDORです。

やすよし
やすよし

CARAN d’ACHE は、1915年にスイスのジュネーブにて設立された鉛筆工場を前身にもつ会社です。

ECRIDOR はデザインが非常に豊富です。
ちょっと重量はありますが、鉛筆よりもちょっと太めの軸でボールペンとしては細身のボディです。
特徴はノックオンが非常に小さい、そしてゴリアット芯という独自規格の芯ですが、海外メーカーの中では比較的書きやすいです。

ノック式のボールペンですが、軸と口金が一体となっており、軸からペン先にかけて段差がなく非常におしゃれです。


特にこのボールペンは女性に使って欲しいです。女性の細い指で使うときっと映えると思います。

今回紹介したのは、僕が自信を持ってオススメできる筆記具ですが、上記以外にもとても多くのメーカー、ボールペンがあります。
ぜひ文房具屋さんに行って、長く使っていきたいと思う筆記具を見つけてください。

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