JETSTREAM EDGE がちょっと太くなった

2021-02-26

三菱鉛筆さんのJETSTREAM は、世の中のボールペン情勢を一変させた1本だと思います。2006年に発売され、現在ではシリーズ世界販売本数が約1億本以上も売られているそうです。
昨年で10回目となったお気に入りのボールペンを選ぼうというOKB48というイベントでは、ついに10年連続第1位を獲得しています。
もうね、ここまできたらどのメーカーのどのボールペンがJETSTREAM から1位を奪還するのか興味があるほどです。

JETSTREAM には現在、単色 / 多色・多機能 / PRIME / EDGE の大きく4タイプが発売されています。
この中で新しいのがEDGE タイプの超極細タイプです。
2019年12月に世界初となる油性インクタイプでボール径が0.28mmというモデルを発売されました。その後、2020年11月には0.28mmタイプの多色ボールペンの「JETSTREAM EDGE 3」を発売されました。

今回は従来のボール径が0.28mmから0.38mmと、0.1mm大きくなったタイプが発売されます。

JETSTREAM EDGE 0.38

JETSTREAM EDGE 0.38
JETSTREAM EDGE 0.38

プレスリリース

製品情報

  • 発売日:2/25(木)
  • 価格:1,000円(税別)
  • ボール径:0.38mm
  • インク色:黒
  • 軸色:ブラックレッド、プルシアンブルー、ベリーピンク、ミントグリーン
  • 替え芯:SXR-203-38

製品特徴

外観を見てみると、従来の0.28mmタイプと全く違いが分かりません。

上:EDGE 0.38 / 下:EDGE 0.28
上:EDGE 0.38 / 下:EDGE 0.28


従来通りワイヤークリップで、6角軸で、後端に向かって細くなり、グリップ部は放射状の溝が切られ・・・
先端が金属製になっており、低重心で細かな文字も安定して書けるし・・・
もはや間違い探し状態です。
残念ながら、今のところ外観の違いが見つけられていません。

チップも従来と同じく「ポイントチップ」を搭載
チップも従来と同じく「ポイントチップ」を搭載

ペン先のチップも従来の0.28mmタイプと同じく、コーンタイプとパイプタイプのハイブリッドタイプの「ポイントチップ」が採用されています。

実際に筆記してみると、0.1mmの違いの大きさに驚かされることでしょう。

0.28mm と0.38mm を書き比べてみた
0.28mm と0.38mm を書き比べてみた


上記の画像は、0.28mmと0.38mmを同じ紙に書いてみたのですが、書いた文字の幅が全く違います。(ボール径が0.1mm違いますが、ボールの縁にインクがついているので、書いた字幅はボール径の差以上に太くなります。)

書き味も0.28mmはカリカリ気味で、紙のレスポンスが大きく伝わってきましたが、0.38mmはヌラヌラ気味で従来のJETSTREAM に近い書き味です。
0.28mmのカリカリした書き味がどうも・・・だけど0.5mmよりも細い字幅が欲しい。という人は、ぜひこれを使って欲しいです。

JETSTREAM スタンダートモデルが発売されて15年近く経過して、発売当初は斬新なデザインだったものも、今ではありふれた一世代昔のデザインのように感じる中、EDGE タイプでJETSTREAM シリーズのテコ入れをしたように感じます。
今回、従来のJETSTREAM スタンダードモデルにあるボール径が0.38mmのタイプを投入したことで、将来的には0.5mm / 0.7mm もラインナップに入るのではないか?と思います。先に赤や青のリフィルが先かな?
スタンダードタイプとは異なり、デザイン性だけではなく低重心設計になっているので、需要はあるだろうな・・・
この調子だと、まだまだJETSTREAM の人気は衰えないだろうな。

Follow me!