フリーランスや個人経営の方にお勧め手帳「Three Ge」
皆さんは手帳を使っていますか?
今はデジタルで管理されている方も多いことでしょう。
手帳はその人の生活と密接な関係にある文房具です。
その人の生活・ライフスタイルや手帳に求めるものによって手帳は変わってきます。そのため同じ手帳でも、Aさんには「合う手帳」でも、Bさんには「合わない手帳」ということになります。
そのため大手の手帳メーカーさんが1社であれほど様々な種類の手帳を販売されています。
一体1シーズンどれほどの種類の手帳があるのか・・・それこそ星の数ほどあることでしょう。
今回取り上げる文房具は、とある場所で知ったフリーランスや個人商店の方に強くお勧めしたい「Three Ge」という手帳です。
Three Ge
価格:4.400円(税込)
サイズ:A5
購入先リンク(今年分は残り数部程度らしいです)
製品特徴
この手帳の特徴はなんといっても、フリーランスや個人経営の方の金銭の管理が行いやすい。という点に尽きます。
メインのページは、見開き1週間のバーチカルタイプのウィークリーになります。
ウィークリーの欄は予定だけではなく、数人で店舗を運営している場合はシフトを書き込んでも良いです。
時間軸も6:30 〜 23:00 で、30分ごとに罫線が惹かれています。
売り上げや出費を週ごとに記載
ここまでだとよくあるウィークリーの手帳ですが、見開き左側ページの半分程度がその週の売上や出費や発注・メモが記載できるようになっています。
企業なら経理などの部署の人にお願いすれば良いのですが、フリーランスや個人経営の場合は自分で行わなければなりません。
こういう業務は大事なことは分かってはいても、正直楽しいことではない事務的なことなのでついつい億劫になりがちかと思います。
でも、この手帳ならば週の予定を開けば、記入欄があるので記載するハードルが低いかと思います。
わざわざ経理用の手帳やノートを出さなくても、この手帳1冊で予定管理と売り上げ等を記録することができます。
1冊で経理的な内容を記載すると、外部の人目に触れるのでは?という心配があります。
例えば店頭で予約を受けた際に、手帳を開いて予約を受けられるか確認しようとした時に、売り上げなどが見えてしまわないか?と思いますよね。
実はページキーパーがこの人目に触れたくない経理的な部分を隠してくれます。
このページキーパーは透明のポケットになっていますが、付属のマンスリーカレンダーを差し込み今週のページに挟むようにすれば、売り上げ等の見せたくない項目をさりげなく隠すことができ、さらに手帳を閉じた状態でもすぐに今週のページを開くことができます。
マンスリーカレンダーも、月間の売り上げや客単価などの欄がありますが、ここは月が変わるまでは記載しないので、月中に見られても問題がありません。
この見られても問題のない部分のみがポケットに入るので、マンスリーカレンダーの部分はすぐに記載することができるようなっています。
さらに裏側には、重要・緊急をそれぞれ高低に分けて管理できるTODO リストになっています。
このTODO リストに書き込んでも良いのですが、付属の付箋を使うと良いです。
この付箋のサイズはウィークリーの1時間と同じ幅になっているので、そのタスクを行った時間に移動させることができるようになっています。
このページキーパーは、今までありそうで無かった、一般の手帳にも導入してほしい機能です。
一般向けでも、売り上げ等ではなくTODO やタスクなどの項目、なんならフリー欄にしてもいいですよね。
前年と今年の月間の売り上げの見える化
ウィークリーの最後には、月毎の来客や総売り上げや経費などを記載できるページがあります。
今年の欄だけではなく前年の欄もあるので、記録を転記していれば前年と比較することができます。
文具好きの視点から・・・
製本が糸かがりのようでページが開きやすく、「のど」と呼ばれる広げた時の中央部分の盛り上がりも少なく、見開きの中央部分も記載しやすいです。
使われている紙もいいですね。
低粘度油性ボールペン(三菱鉛筆 ジェットストリーム)、水性ゲルインク(ゼブラ サラサ)、万年筆(水性染料インク)で試し書きをしました。
万年筆(水性染料インク)は若干の裏抜けありますが、実用上問題になるレベルではないですね。
業界・職種に特化した手帳が・・・
先にも述べた通り、手帳は使う人の生活・ライフワークに非常に密接な関係にある文房具です。
例えば、小・中・高校の教職員向けとして「スクールプランニングノート」というものがあります。
今回取り上げた「ThreeGe」は、ネイルサロン等を経営されている方が、自分の使いやすい手帳を作ろう。ということで作られたもので、手帳や文具に対する知識が少ない中で作成されたそうです。
ただ手帳で何をしたいのか。という目的が非常にはっきりとしているので、使い方やなにが出来るのかが明確になっています。
そして印刷会社ではなく手帳会社で製造を依頼したことにより、高品質の手帳になっています。
文房具とは全く違う異業種の方が作られた手帳ですが、手帳はその業界や職種によって求めるモノが異なるので、これからその特定の業界や職種をターゲットにした手帳が出てくるかもしれませんね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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