水性ボールペンなのにノック式な「LAMY tipo」
会社では油性インクのボールペンかシャープペンシルを使用していますが、自宅などオフでは鉛筆や万年筆を愛用しています。
そうするとどうしても油性インクボールペンの筆圧高めな書き味に違和感を感じてしまいます。できるだけ低い筆圧で書きたいという気持ちがあるんですよね。どうしても筆圧が高くなると疲れやすい上に、筆記することに集中できない。
そんな訳でオフでは筆圧が低くても、筆記できる筆記具を愛用することが多いです。
先日馴染みの文房具売り場に行ったら、「新色が出たから」と紹介されたのが「LAMY tipo」です。
LAMY tipo
製品情報
- 価格:1,700円(税別)
- インク:水性インク
- インク色:黒・青・赤
- 替え芯:LM66
製品特徴
LAMY というと握りやすくおしゃれなデザインなSafari や2000 など代表的なものは知っていたのですが、この「LAMY tipo」は恥ずかしながら初めて知りました。
ローラーボール(水性インク)なのに、ノック式になっています。
通常はローラーボールの場合は、インクが乾燥しないようにキャップ式になります。
(国内メーカーからも、昨年パイロットさんから「Vコーン ノック」というノック式の水性ボールペンが発売されています。)
水性インクの場合は、油性インクと異なりペン先のボールが回転しなくて紙面に接するだけで筆記できます。そのため筆圧はほぼ不要です。
ただし油性インクやゲルインクと異なり字幅が太くなる傾向にあります。また滲みやすくもあります。
さすがLAMY です。デザインがおしゃれです。
デザイン性が優れているだけではなく、機能も充実しています。
クリップをペン先側にスライドさせることで芯が出ます。芯をしまう場合は、クリップの上部を押さえます。(そうするとノックを保持している穴から外れる。)
ペン先を出したままポケットやペンケースに入れてしまうと、ペン先に触れただけでインクが出てしまうのが水性ボールペンです。
しかしポケットにペンを挟もうと、クリップの上部を押さえるとペン先が有能されるので、不意のインクの汚れが発生しにくいようになっています。
細かな点ですが、芯を交換する際にボディとグリップを回転させて外すのですが、閉める最後の部分が若干ネジに凸があるので、しっかり閉めることができます。
このボディとグリップがネジで締めているものは非常に多いのですが、使っていると段々とネジが緩んでくるのですが、この小さな凸をつけることで緩みにくくなっています。
こういう小さな工夫が有り難いですね。
水性インクなのでサラサラと書け、ノック式なのでキャップを外す手間がなく書きたい時にすぐに書ける。
そして人目に触れても、チープに見えないのが嬉しいです。
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